2010年12月21日火曜日

12月議会の経済対策(補正予算)で、共産党の市長に対する緊急要望実現する

 2010年の第4回定例会の常任委員会で議案等が審査されました。
 緊急に函館市の中小企業応援・景気回復を目的に、政府の交付金を利用した約3億円の補正予算も審議されました。
 函館市は11月にも、同様の目的ですでに約3億円の市の単独の補正予算を計上していましたので、今回は2度目となりました。
 私たち議員団は、11月15日の西尾市長との懇談で緊急の要求を提出していましたが、その要求項目にある亀田福祉センター(諸行事や会議などでよく利用されている)の雨漏り修繕(930万円)と撤去する市営住宅の整備費(850万円)などは、この補正予算で実現しました。
 けれども、経済波及効果抜群の住宅リフォーム助成制度をぜひつくってほしい。という要求は実現しませんでした。この制度は函館の経済を支えている中小零細企業が元気になる特効薬となることは間違いありません。来年度には予算化できるよう奮闘が必要です。
 提出した緊急要望に対する市長からの回答が、12月中に示されることになっています。
 私の所属する経済・建設常任委員会では、第1次産業の農業の分野で、今重要な役割が増している農業委員を4人(定数18人)も減らす議案提案されましたが、私は反対しました。
 また、現在進行中の石川地区土地区画整理事業の中間報告がありました。函館市は、事業を進める区画整理事業組合の立場一辺倒で、区画からはずしてほしいと要望している少数の地権者の権利侵害に耳を貸さない実態に怒りを覚えました。